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ここでは資金に余裕ができる50代から始めるおすすめの投資とメリット、その年代が注意すべきポイントなどを解説。また50代の現役投資家の声も紹介しています。
2019年国民生活基礎調査(厚生労働省)では、50代(40~49歳)の平均貯蓄額が1,075.4万円と大台に乗っていることがわかります。借入額の平均も546.8円と子供が独立し夫婦二人の生活に時間とお金をかけられる状況にあります。
貯蓄額から借入額を引いた約500万円の20%を投資に充てると、100万円になります。投資には絶対というものはなくローリスクからハイリスクまでありますので、分散してリスク軽減させるのがよいでしょう。
50代になるとすでに投資やその他の金融商品で資産形成ができているケースも増えてきます。会社勤めをしている方は定年後の家計も見えてくる時期なので、新たに投資を始めるメリットとして不足分を補えることがあります。
低金利時代に銀行に預けているだけでは、資産は増えることはほぼありません。あまりハイリスクなものは避けたほうがよいですが、不動産投資など比較的ローリスクの投資を行うことで、着実に資産を増やすことができます。
会社勤めの方はサラリーマンとして年収が最も高い年代で、融資を受けられる最後のチャンスとも言えます。アパート経営などの不動産投資を始めることで、継続的な収入を上げていくことができますが、注意すべきは返済期間です。
借入れをしたら完済しないと確実な収益になりませんし、家賃収入は約束されたものではないため無理な借入れをするのは禁物です。完済後も含めてきちんとした資金計画を立てることが失敗しないための重要ポイントです。
目標の4戸取得は達成しましたが、2戸はローンが残っているので家賃収入と給与所得で7年で完済予定。その後も資金繰りやタイミングを考えながら6戸所有を目指します。
定年退職が迫ってきたため収入確保のためにアパート経営を始めました。建築時に注意した点は道路からの見栄え。それと老後のこともあり利回りと家賃収入は重要視しました。
年金に頼れない時代になり将来に対する不安がアパート経営を始めたきっかけです。大きな利益より安定した定期収入を得たかったので、アパート経営は最適だと思いました。
50代に投資を行う場合はバランス感覚に優れた人がおすすめです。徐々に世の中の流れに疎くなる時期でもあるので情報に惑わされず、一点集中で投資を行うのではなく資産を守りつつプラスアルファで投資が考えられるかがポイントです。
老後の年金に定期的な収入がプラスできる不動産投資は大変有効ですが、保険やその他の投資も含めて全体を見渡すことができる人が向いています。少しでも不安がある場合は専門家に相談することをおすすめします。